高配当株の銘柄選定の際に見るべきポイントをまとめました。
高配当株を選ぶポイント
- 配当利回り
- 業績(過去10年)
- 成長性
- セクター分散
ひとつひとつの注意すべき指標を見ていきましょう。
配当利回り
- 配当利回り:3%以上、できれば3.5%以上、4%以上なら優秀。でも高過ぎると、なんかの理由で株価低すぎ?と疑いたくなる。
- 株主優待:QUOカードなどと合わせると実質もっと高配当になる可能性あり。現金じゃなくても必要な現物なら現金をもらったのと同じ効果。人気な株主優待銘柄なら権利落ち日以降の値下がりを狙ってもGOOD。
業績 (過去10年)
- 売上高:右肩上がりか 。増減が激しすぎないか。→安定した配当を出せるかどうかの確認。
- EPS(1株あたり純利益):右肩上がりか。→株式投資における最も重要な指標。いくら他の指標が良くてもEPSが順調に増加していなければ企業経営としてはNG
- 営業利益率:(金融業を除き)10%以上ならやるやん、5%以下なら全然あかん。セクターによって基準は違う。
- 自己資本比率:最低40%以上は欲しい。60%以上なら安心。80%以上なら踊って喜ぶ。
- 営業活動によるキャッシュフロー(手元の現金が増えたか):毎年黒字であること(過去10年で1度でも赤字があればNG)、長期的に増加傾向。CF増減の営業、投資、財務比率。
- 現金(キャッシュ):長期的に現金が増えている。実は現金以外に株や債券をもっている可能性もある。
- 1株当たり配当金(DPS):減配、無配していないか。特に不景気のとき。増配傾向か(最低5年以上、できれば10年以上)
- 配当性向(利益のうち何%を配当としてキャッシュバックしているか):高すぎると無理しているから、「そろそろ今のレベルの配当出し続けるの厳しくない?」となる。低すぎると株主指向が低いのかも。30~50%なら健全。
- DOE(純資産配当率):株主資本あたり配当率。配当性向と違って変動しにくいので、DOEが高い=企業の配当に対するやる気がうかがえる。ROE-DOE=増配余地と考えることもできる。
- 総還元性向:純利益あたり配当支払額と自社株買い総額の合計。配当だけでなく株価上昇も含めた包括的な還元姿勢。安定配当重視の企業では30%〜40%が標準的だが、成熟産業や高還元企業では70%〜100%超を目標に掲げるケースも増えている。
成長性
- ROE(自己資本利益率):自己資本あたり当期純利益。セクターによって異なる。返済不要なお金(余ったお金や株を売って得たお金)でどれだけ効率的に利益をあげたか。8~10%くらいで優良企業。
- PER(株価収益率):株価が1株あたり純利益(EPS)の何倍か。利益に対して割高、割安感を示す。日本は平均15倍くらい?セクターによって異なる。
- PBR(株価純資産倍率):株価が1株純資産(BPS)の何倍か。低い方が割安。1.0倍とは、1万円の入った貯金箱が1万円で売られているということ。PBR0.5倍とは、1万円の入った貯金箱が5千円で売られているということ。セクターによって異なる。
セクター分散

東証マネ部 『【JPX総研】TOPIXを区分して見る(業種編)』より抜粋
- 最低でも30銘柄に分散投資する。セクターはバランスよく(特定のセクターが20%を超えないように)。
- ディフェンシブ株は50%を切らないように買う
実際に見てみよう!(ダイセル株式会社の例)
私はすでにダイセル株式会社という化学メーカーの株を高配当株として300株保有しています。実際に指標など調べずに配当利回りと、堅実そうという印象だけで買った会社でしたが、一回練習がてら指標を調べてみようと思います。
まとめ
指標は大事です。でも最低限見るべき基準にすぎないと思っています。指標に合致しているからといって即購入するべきではなく、その企業の経営やビジネスモデルに共感できるか、将来に期待できるか、株価は割安か、などしっかり見極める必要があります。企業のIR資料やHP、その他資料を読んで調べつくし調べつくし、応援できると感じた企業を選ぶようにしたいと思います。高配当株はヲタ活、推し活です!



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