
高配当株の銘柄選定の際に見るべきポイントをまとめました。ここを見るのが基本のキと思われます!わたしはFIREを目論む高尾在住サラリーマンです。無賃生活に入ったとき配当収入が月に数万円キャッシュとして入るだけでもかなりの安心感が得られるんじゃないかと思い、インデックス投資と合わせて細々と高配当株を買っています。(まだまだこれからですけどね。)
高配当株を選ぶポイント
高配当株を選ぶ際に注意するべきなのは、①配当についての会社のスタンス、②配当を安定して(減らすことなく)出し続けられる業績・業態・財務状況かどうか、③将来の増配や株価にも期待できるか、④株価下落や減配のリスクを減らすためにセクター分散できているか、の4つだと思います。
- 配当利回り
- 業績(過去10年)
- 成長性
- セクター分散
ひとつひとつの注意すべき指標を見ていきましょう。
配当利回り
- 配当利回り:3%以上、できれば3.5%以上、4%以上なら優秀。ただし高過ぎるとなんらかの理由で株価低すぎ?と疑いたくなる。
- 株主優待:QUOカードなどと合わせると実質もっと高配当になる可能性あり。現金じゃなくても必要な現物なら現金をもらったのと同じ効果。人気な株主優待銘柄なら権利落ち日以降の値下がりを狙ってもGOOD。
業績 (過去10年)
- 売上高:右肩上がり?増減が激しすぎない?→安定した配当を出せるかどうかの確認。
- EPS(1株あたり純利益):右肩上がり?→株式投資における最も重要な指標。いくら他の指標が良くてもEPSが順調に増加していなければ企業経営としてはNG。
- 営業利益率:(金融業を除き)10%以上ならやるやん、5%以下なら全然あかんって感じ。セクターによって基準は違うけど、ちゃんと高収益なビジネスモデルでやれてるか一応確認する。
- 自己資本比率:無借金に近い状態で経営できている?最低40%以上は欲しいところ。60%以上なら安心。80%以上ならサンバを奏でます。
- 営業活動によるキャッシュフロー(手元の現金が増えたか):毎年黒字であること(過去10年で1度でも赤字があればNG)、長期的に増加傾向。ただし、設備投資や在庫積み増しの影響でマイナスになることもある。ちゃんと挽回できる理由があり、他の財務が健全なら一時的なマイナスには多少目を瞑れる。
- 現金(キャッシュ):長期的に現金が増えている。でも実は現金以外に株や債券をもっている可能性もある。
成長性
- 1株当たり配当金(DPS):減配、無配していないか、増配傾向かを、最低5年以上、できれば10年以上チェックする。特に不景気のときにどういう方針をとっているかで経営の考え方が見えてくる。
- 配当性向(利益のうち何%を配当としてキャッシュバックしているか):高すぎると無理しているから、「そろそろ今のレベルの配当出し続けるの厳しくない?」となる。低すぎると株主指向が低いのかも。30~50%なら健全。
- DOE(純資産配当率):株主資本あたり配当率。配当性向と違って変動しにくいので、DOEが高い=企業の配当に対するやる気がうかがえる。ROE-DOE=増配余地と考えることもできる。
- ROE(自己資本利益率):自己資本あたり当期純利益。セクターによって異なる。返済不要なお金(余ったお金や株を売って得たお金)でどれだけ効率的に利益をあげたか。8~10%くらいで優良企業。
- 総還元性向:純利益あたり配当支払額と自社株買い総額の合計。配当だけでなく株価上昇も含めた包括的な還元姿勢。安定配当重視の企業では30%〜40%が標準的だが、成熟産業や高還元企業では70%〜100%超を目標に掲げるケースも増えている。
- PER(株価収益率):株価が1株あたり純利益(EPS)の何倍か。利益に対して割高、割安感を示す。日本は平均15倍くらい?セクターによって異なる。
- PBR(株価純資産倍率):株価が1株純資産(BPS)の何倍か。低い方が割安。1.0倍とは、1万円の入った貯金箱が1万円で売られているということ。PBR0.5倍とは、1万円の入った貯金箱が5千円で売られているということ。セクターによって異なる。
セクター分散

東証マネ部 『【JPX総研】TOPIXを区分して見る(業種編)』より抜粋
- 最低でも30銘柄に分散投資する。セクターはバランスよく(特定のセクターが20%を超えないように)。
- 不況時でも安定した配当を得られるよう、ディフェンシブ株の配当金比率が50%を切らないように買う。ディフェンシブ株の業種は、水産・農林業、食料品、医薬品、電気・ガス業、陸運業、情報・通信業、小売業、その他金融業、サービス業のことを指します。
まとめ
指標は大事です。でもあくまで数字は数字です。指標に合致しているからといって即購入するべきではなく、その企業の経営やビジネスモデルに共感できるか、将来に期待できるか、株価は割安か、などしっかり見極める必要があります。高い買い物ですからね。企業のIR資料やHP、その他資料を読んで調べつくし調べつくし、応援できると感じた企業を選ぶようにしたいと思います。



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