がんばらないご飯

【手抜きに見えない】夕飯を作りたくないときの簡単晩ごはんアイデア

手抜きに見えない手抜きご飯

家族や子供がいるとどうしても逃れられないのが、毎日のご飯の用意。

しかし、どうにも「もうご飯なんか作りたくない!!」という日があります。

しかも、わりとひんぱんに。

仕事だって週に2日は休んだりするもの。主婦だって人間なので、ときどきは手を抜かせてもらわないとやってられません。

で、手を抜くときは徹底的に抜きたい。火も包丁も使いたくありません。

本記事では、我が家の限界手抜きメニューをご紹介します。

「ここまで手を抜いていいのか」「下には下がいる」と思って安心していただければ幸いです。



疲れたときの夕飯は手抜きをするべき理由

疲れたときの夕飯は、積極的に手抜きをするべきです。

理由は以下の3つ。

  • シンプルに危険
  • 仕事と同じく、家事にも「休み」が必要
  • 家族への教育的配慮

シンプルに危険

包丁を使ったり、火を使ったりする行為は、ふつうに危険です。

疲れているときや集中力がないときにするべきではありません。

実際、私はちょいちょい包丁で指を切ってるんですよね…

ただでさえしんどいときに、ケガをしたり事故が起こったりしたらもっと大変なことになります。

「あっ、今日はもう無理」と思ったら、包丁も火も使わないでご飯を用意する方向に切り替えるのが安全です。

ちゃんとした料理は元気で気力が充実しているときにしましょう。

仕事と同じく、家事も「休み」が必要

家事は明日も明後日もその先もずーっと続くエンドレスな仕事なので、適度に休みを入れないとすぐ疲弊してしまいます

仕事だって、週に2日は休んだりするもの。

毎日毎日毎日仕事をし続けることは、精神的にも肉体的にも無理ですよね。

料理だって同じことです。料理をするためには、「料理をしない」時間をつくることも大事!!

むしろ、「料理をしない」日を積極的に設けていくべきです。

家族への教育的配慮

お子さんがいる場合、「毎日がんばってご飯を手作りする」のは必ずしもいいことばかりとは限りません

子供がその姿勢を見て、「ご飯は何がなんでも手作りしないといけないんだ」と思ってしまうとなかなか大変です。

将来、家庭を持ったときにパートナーに「ご飯は手作りでないと!」と非現実的な要求をしてしまうかもしれません。

あるいは、「がんばって手作りしなきゃ!」と自分で自分を追い詰めてしまうかも。

子どもにも、むしろ「しんどいときはしんどいと言う」「疲れたら休む」という姿勢を積極的に見せたほうがいいと思います。

手抜きご飯に罪悪感がある場合は

とはいえ、ご飯づくりで手を抜くことにかなり罪悪感を感じてしまう人も多いのでは。

私も実はそのタイプです。

しかし、いまは「料理はシンプルに、手をかけすぎない」がトレンドになってきています(たぶん)。

有名料理家の土井義晴さんを筆頭に、コウケンテツさんなども「家庭料理をラクにしていく」ことに積極的。

土井義晴さんとコウケンテツさんの対談記事「簡単」「ラク」でいい。みんなで楽しい食卓のつくり方の無料部分だけでも読むとかーなーり気が楽になりますよ!

以下、「手作りでなければ…」という呪縛を外すおすすめ本です。



フレンチ、日本料理の修行をしてきたバリバリの料理人である土井先生が「家庭料理はおいしいものばかりである必要はない」と言ってくれるありがたさ。単なる手抜きではなく、食との向き合い方を提案してくれる本です。

料理家ながら「料理がしんどい」と告白するコウケンテツさん。日本の家庭料理がなぜ大変なのか?とわかりやすく分析しながら、日々どうご飯を用意するかの現実と折り合うための実践記録。



夕飯を作りたくないときの手抜きメニュー

どうにも夕飯を作りたくないときの手抜きメニューをご紹介します。

限界度★シシリアンライス

「めんどくさいけど何もしたくないというほどではない…」というときに作るのが、シシリアンライス。

肉炒めサラダごはん

シシリアンライスは佐賀県のご当地グルメで、ライスに肉、サラダとマヨネーズをのっけたワンプレートごはん。

我が家のシシリアンライスは3ステップだけで、

  1. 豚か牛の薄切り肉と(あれば)玉ねぎスライスを「焼肉のたれ」で炒める
  2. ごはんの上に焼いた肉をのっける
  3. カットサラダをのせて、マヨネーズを全体にかける

でおしまい。

目をつぶってても作れる簡単さです。

一皿で炭水化物も野菜もタンパク質もあるので、満足感があって「手を抜いてしまった…」という罪悪感も少ない。

マヨネーズが全体をまとめていい仕事をしてくれるので、マヨネーズ必須です!

限界度★★:お刺身or海鮮丼

手抜きお刺身ご膳

刺身は万能です。

何しろ、切って出すだけ。スーパーでパックで売られているやつなら、お皿に出すだけ。

それでいてちょっとゴージャスで手抜き感もないので素晴らしい。

うちの子はお刺身大好きなのでめちゃくちゃ喜びますしね。

手抜きに見えない海鮮丼

海鮮丼にするとワンボウルですむのもうれしい…

私は冷凍庫にお刺身用の魚を買い置きして、「今日はなんかもう無理」と思ったら流水解凍でで解凍して出してます。

大抵のお刺身は20分~30分程度で解凍できるのもありがたいです。

あとはインスタントの汁物があれば、もうじゅーーぶんです!

限界度★★★:無印良品のレトルトカレー

限界度がMAXに近いときは、無印良品のレトルトカレー一択です。

いえべつに他のレトルトカレーでもいいんですけど、無印良品カレーはものすごくいいです。

ともかく、

  • 種類が豊富
  • 子供も食べられる
  • なぜか罪悪感がそれほどない

という点が大きい。

種類が豊富

無印良品カレー

無印良品のカレーはめちゃくちゃ種類が多いのがすばらしい。

適当にいろんな種類のカレーを買っておいておけば、「もう今日はレトルトカレーにするか…」というときでも、選ぶ楽しみが残っている!

レトルトカレーの登場頻度が多くても、いろんな味を楽しめるので「またいつものか…」とゲンナリすることがありません。

子供も食べられる

無印辛くないカレー

無印良品レトルトカレーの「辛くないシリーズ」は子供でも食べられます

子供が好きなマイルド味のカレーだけでなく、スパイシーチキンカレーやグリーンカレーなんてものまで。

きっちりスパイシーで風味豊かなのに、辛くない不思議。でも違和感は全然ありません。

うちの4歳児もパクパク食べます。

大人にとっても、「今日は辛いのはちょっと…」という気分のときに重宝します!

なぜか罪悪感がそれほどない

レトルト品を家族に食べさせるのにはずっと抵抗があったのですが、なぜか無印良品のレトルトを使うのにはあまり罪悪感がありません。

日常になじむシンプルなパッケージデザインのおかげでしょうか。

「いかにもレトルト(手抜き)!」な感じがなくて、日々の選択肢のひとつ感があるという…。

ま、私の感覚ですが。

カレーだけでなく、「ご飯にかけるシリーズ」もかなりおいしくて便利。私はひとりご飯のときによくお世話になってます。

しかしカレーは子供が喜ぶこともあり、夕飯での登場回数はめちゃくちゃ多いですね。

何はなくとも無印良品のレトルトカレーだけは切らさないよう、つねに買い置きしています。

ちなみに、にしきやのカレーもパッケージがかわいくて美味しいのでおすすめです。

限界度★★★:パンとハム、チーズのワンプレート

手抜き晩ごはん(パン編)

ハムやサラミ、チーズ類とパンを並べただけのプレート。かなり究極の手抜きご飯です。

切って出すだけという簡単きわまりない晩ごはんなのに、ちょっといい感じに見えてしまうこの不思議。

ただ、一歩間違えると「いつもの朝ご飯風」になってしまうので注意が必要。

「いい感じの晩ご飯」に見えるオシャレ感を出すにはコツがあります。

  • パンはハード系のパンにする
  • チーズやハム類は輸入品ぽいやつにする

上記を守るとかなり見栄えのするプレートになります。

パンはハード系のパンにする

ハード系のパン

食パンや菓子パンなど、ソフト系のパンにすると晩ごはん感が完全に消え去り、いきなり「朝ごはん風」になってしまいます。

バゲットとかカンパーニュとかライ麦パンとか、とにかく固くて歯ごたえのあるパンに選びましょう。

「近くにハード系のパンを売っているお店がない…」という場合は、ロスパン通販サイトのrebakeがおすすめ。

ハード系のパンの取り扱いも豊富で、セットで届くので冷凍庫で保存しておけば、食べたいときに出すだけで準備OK。

チーズやハム類は輸入品ぽいやつにする

パンに添えるチーズやハムも、スーパーで適当に買ったものにすると「朝ごはん感」が強くなって、晩ご飯としてはかなり違和感が出てしまいます。

できるだけ外国っぽいやつを選びましょう。カルディや成城石井で探すと手っ取り早いです。

カルディのハムとチーズ

こちらのカマンベールチーズと生ハムはカルディで買ったものです。

平田牧場レバーペースト

カルディや成城石井は、レバーペーストやリエットなど、パンに塗る系の品ぞろえも豊富。

牡蠣のオイル漬けなんかもいいですね。このへんは好みで、お好きなものを選んでください。

買ってきたものをお皿に出して並べるだけで完成です。

パンやハム・チーズだけですませる食事は、ドイツではカステルエッセンと呼ばれている典型的な食事スタイル。

ドイツ式夕食「カルテスエッセン」で料理が劇的に楽になる!実践のポイントを紹介でも詳しく解説しています。



夕飯づくりがしんどいときは手抜きご飯で乗り切る

手抜き手抜きと言ってますが、いやいや、実は手抜きとは思っておりません。

買ってくるだけでも立派な晩ごはんの準備ではないですか。

予算と栄養バランス、家族の好き嫌いや食べやすさを考えて選ぶという行為が、じゅうぶんな家事労働では?

「ああ手抜きしてしまった」という罪悪感を持たず、おいしく楽しく食べたいものですよね。

料理を作るのは余裕のあるときにして、心身を回復させつつ日々を乗り切りましょう!